注意しなければ今度は日本が傾く・・・・

★赤れんが庁舎前の複合高層ビル、建設工事“やり直し”の異常事態…施工不良と
虚偽報告発覚、大成建設の取締役ら辞任へ (3/16(木) 15:56配信・HBCニュース北海道)
札幌市の中心部、北海道の赤れんが庁舎前に建設中の地上26階、地下2階の複合高層ビルで、
施工不良と虚偽報告が発覚しました。地上15階まで組まれていた鉄骨などは全て撤去され、工
事は、ほぼ“やり直し”となる前代未聞の事態です。
施工不良と虚偽報告が発覚したのは、札幌市中央区北1条西5丁目に建設中の地上26階、地下
2階の複合高層ビルです。この複合ビルは、アメリカのホテル運営大手、ハイアットが札幌市に初
進出する他、オフィスや店舗などが入居し、来年2月に完成予定でした。
しかし、事業主のNTT都市開発によりますと、1月末の現地視察の際、発注したものと違うボルト
が使われていたことがわかりました。さらに、調査をすすめると、鉄骨の柱の水平度のズレ、コン
クリートの厚さ不足などの施工不良も多数、発覚。
こうした施工不良に関し、工事を担当した大手ゼネコンの大成建設が、計測値を正常なものと偽
るなど、NTT側に虚偽の報告をしていたことも判明しました。
このまま工事をすすめると、建築基準法に違反するおそれがあるとして、NTT都市開発は、すで
に地上15階まで組まれていた鉄骨などを全て撤去し、工事を、ほぼ最初から“やり直す”ことを決
めました。
すでに工事の進捗率は、23%に達していましたが、完成は2026年6月末まで大幅に遅れる見通
しです。虚偽報告も発覚した大成建設は、HBCの取材に「作業を担当していた社員で、品質管理
の担当者が施工不良の指摘を受けた際、他の工事との調整で工期が遅れると懸念し、数ミリ程
度なら問題ないと考えた」と説明したということです。
また、大成建設が関わる他のビル建設で、同様の施工不良はないとしています。
大成建設は、今回の事態の責任を取り、建築部門の責任者である寺本剛啓取締役の辞任などを
発表しました。
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めったにない珍事ですね、しかし最近の日本の状態を見るとこんな事態になってもさもありなんと感
じられるんで、「どうした、物造りニッポン」と思ってしまう出来事ですね、
「・・・数ミリ程なら問題ないと考えた」と説明したということです。数ミリ程なら問題ないが26
階まで行くと大きなずれになり建物として正確に立ち上がらないことなんでしょうね。
その他にも発注したものと違うボルトが使われていた>だの鉄骨の柱の水平度のズレ、コン
クリートの厚さ不足などの施工不良も多数、発覚。
最終的にほぼ建て替えとなるようですが、後期の大幅な遅れに対する補償、営業開始の遅れによる保
証とかこれはこれで大騒動でしょう、しかしこれもNTT都市開発なればこそなんでしょうね大成建設も建
て替えに近い案をのまなければならなかったんでしょうね、いずれにしても「つぶやき」には恐ろしい日本
の静かな崩壊の足跡が聞こえる気がします・・・・「もの造りニッポン」を取り戻すことが大切だと思います。
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