これで公共料金と言えるか・・・???

※大手電力、法人契約一部停止 市場価格高騰で採算厳しく (4/15(金) 21:55配信・産経新聞)
大手電力会社の間で、企業など法人向け電力プランの契約受け付けを一部停止する動きが
相次いでいる。
ロシアのウクライナ侵攻などによるエネルギー価格の上昇に伴い、発電された電気を売買す
る卸電力市場の取引価格が高騰し、供給力を追加調達すると採算が厳しくなるためだ。電力
小売り事業に新規参入した新電力から電気料金の値上げなどを打診された法人が契約先の
変更を検討する動きが急増する一方、受け皿の大手電力がニーズに応じきれない事態となっ
ている。
「今後の燃料情勢が不透明で、追加的な供給力の確保を見通すことがなかなか難しい。1年
を通じて適正な価格での供給を約束できる状況ではないということだ。(電力)小売り事業者と
して、断腸の思いだ」
四国電力の長井啓介社長は15日の記者会見でこう述べた。四国電は法人向けプランで3月
下旬から、新電力など別の電力小売り事業者からの契約切り替えの受け付けを停止している。
東北電力や北陸電力、九州電力も同様に、契約切り替えの受け付けを停止。関西電力は4月
から法人向けプランの新規契約を事実上停止した。中国電力も法人向けプランについては「新
たな顧客からの契約の申し出を受けるのが難しい状況」という。
原油や天然ガスなどエネルギー価格の高騰に伴う電力調達コストの増大に苦しむ新電力から
値上げや解約を提示された法人が、契約先を大手電力に切り替えたいという相談や要望は急
増している。ただ、大手電力にとっては想定外の需要で、対応するには取引価格が高止まりし
ている卸電力市場から供給力を追加調達する必要がある。「市場価格を踏まえると、顧客にメ
リットのある提案ができない」(北陸電)という事情が、受け付けの一部停止が広がっている要
因だ。
一方、どの電力小売り事業者とも契約が成立しない場合に備えたセーフティーネットとして「最
終保障供給」と呼ばれる仕組みがあり、主に法人向けであれば大手電力の送配電部門に供
給義務が課せられている。
最終保障供給の料金は標準メニューの約1・2倍と割高だが、足元では市場価格の高騰を背景
にこの料金よりも高いプランしか法人に提示できない「逆転現象」も起きている。電気事業連合
会の池辺和弘会長(九州電力社長)は15日の会見で「状況を変えないといけない」と述べた。
少し前に「つぶやき」の家の電気代がどの程度上昇したか書いたことが有りましたが、一般家
計の電力料金と企業の電力ではまったく異なると思いますし、特に日本の電力料金が世界的
に見ても高いと言われて久しいのですが、電力自由化に伴って電力契約先を変更し少しでも安
いところと契約していた企業は急激な上昇で新電力の廃業、倒産、切替とこれも大変だと思い
ますが、もとに戻りたくとも新規契約の停止と言う状況に直面し苦労が絶えないとも思いますが
読みが狂ったとしか言えませんね、当時「つぶやき」のマンションも管理組合で新電力との契約
を検討したことも事実ですが管理組合としては現在の契約を続行し、個人的な契約の変更は可
としましたが最終的に変更した家庭は無かったように思っています・・・これ現状でしたね
今回の新規契約停止で受け皿はあるようですが料金は高騰のままの様で企業側としては大変
でしょうね
元々高かった日本の電力、資源高騰に円安の追い打ちでは苦しいのは当たり前、財務大臣が
「急激な円相場の・・・・は望ましくない」・・・と言ったとか?
今まで何もせずに為替を放置し円安に誘導して様なものだと思いますが何を考えているのか何
も考えていないのか今更ながら国民を苦しめる岸田内閣にはすぐさま退陣してほしいもんです・・
・・・・コクミンナメテル マッタク
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