政府に続いて大阪市役所からも嘗めらた・・・マッタク

※大阪のデタラメ!市職員の5人以上の会食200件、千人以上参加の仰天
「上司の強要、偽装工作」核心証言 (2021/04/24 12:30・(C)朝日新聞社)
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、緊急事態宣言が出た大阪。
大阪市職員が3月1日から4月4日の間に5人以上での会食などを行って
いたケースは200件以上、参加した職員は1000人を超えるなどデタラメ
な実態が明らかになった。
大阪市は3月1日、市内の飲食店に午後9時までの営業時間の短縮を求
め、市民には「4人以下でのマスク会食」を呼びかけていた。しかし、3月
末に大阪市の高齢施設課職員9人が飲食店で送別会を開催。別の部署
でも5人で会食するなど合計で5人が新型コロナウイルス感染したことから、
全職員を対象に調査していた。
大阪市の松井一郎市長は記者会見で「本当に申し訳ないと思う、皆さん
に」と陳謝した。
大阪市の調査に対して、5人以上で飲食をしていたと回答した職員のAさ
んはこう話す。
「1週間ほど前に聞かれました。本当のことを話すか悩みましたが、参加
者は複数いて、誰かが真実をしゃべるとウソつきになると思って正直に答
えました」
Aさんのいる部署で送別会が開催されたのは、3月末のこと。後に感染者
を出し問題になった、高齢施設課の焼き肉店の送別会と同じ時期だった。
開催した理由について、Aさんはこう明かす。
「大阪市役所から離れた部署へ異動したり、退職する人もいたこと。コロナ
禍でしばらくはゆっくりと話せないし、時間内で飲もうという話になったのは
3月中旬でした。聞けば、他の部署でも送別会を10人くらいでやっていると
も入ってきた。バレなければいいんじゃないかと居酒屋を予約しました」
だが、時短営業で夜は9時まで。多人数で予約すると、目立つ。総勢9人だっ
たというAさんの部署の宴会はどうやって場所を確保したのか。
「最初は13~14人が出席予定だった。そこで、居酒屋にまず4人で予約。
別の人がもう4人を予約して、その後4人追加と連絡をして12人。居酒屋
には2~3人追加になるかもと伝えていた」
「4人以下」と悟られないように「偽装工作」をしながら、予約したという。他
の部署でも同じように予約していたそうだ。なぜ、そこまで無理して、こんな
時期に送別会をするのか。
「大抵、どの部署でも懇親会費を毎月、数千円集めて、忘年会、送別会、暑
気払いなどをやっています。しかし、昨年冬から新型コロナウイルス感染拡大
し、忘年会もないし、暑気払いもダメ。お金が余って返金もとなった。だが、役
所、役人の変な考えで、予算を余らせても仕方ないだろうと上司が音頭をとる。
やっぱり、役所は上司の意向を部下は尊重しますからね。誰もその上司に意
見する人はおらず、開催は決まった」
送別会の当日の写真をAさんは見せてくれた。当初の予定より参加者が減った
が少なくとも、9人の姿が写っていた。上司らしき人がマスクを
外して、立って挨拶し、送別会がはじまると誰もマスクをせず、飲み食い
、歓談をしている様子の写真もある。数枚の写真を見ると、夜9時20分頃
のものもある。
「居酒屋もガラガラで、ちょっとくらい遅くなっていいですからと9時45分くら
いまで店にいました。上司らは『次はカラオケだ』と言っていたが、さすが
に今はダメですと周囲が止めていた。今のところ、参加者から感染者は出
ていませんが、焼き肉店で送別会をやったグループからコロナが出たと聞き、
ヤバいと冷や汗が出た」(Aさん)
大阪市職員から見れば、松井市長が一番の上司にあたる。なぜ、松井市
長が繰り返し市民に呼び掛ける不要不急の外出や、マスク会食など、午
後9時過ぎの飲食禁止などが思い浮かばなかったのか?小声で反省の弁
をAさんはこう語る。
「個人的に言えば、長く飲みに行っておらず、みんないろいろと溜まっている
ものがあり、気がつけば午後9時でしたね。送別会では『もうワクチン接種す
るんだから少々飲んでいてもいいだろう』というとんでもない声もあった。久し
ぶりだったので、マスクなしでけっこう盛り上がって騒いだ。公務員なのに時
間や人数も守れなくて恥ずかしい」
松井氏は4月23日の記者会見で「厳重に対処します、すべての人に」厳しい
処分の意向を示している。(AERAdot.取材班)
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