奈良の夏

お堂の大屋根を透かして見る夏空
雲が少し低いようです ヨ
余り気温は上がっていない

今日は施餓鬼供養(当寺ではお盆行事の一つ)で寺を訪れた・・・
本堂に下げられた幡が風にたなびき、少し涼しさを感じる
順番を待つ間にクーラーの効いた室内で茶菓の接待を受け
墓参りの向かう・・・・

夏雲は高くなり、晴れ渡り気温の上昇を感じる

奈良の夏・・・・やはり時間とともにジリジリ照りつける
今日は8月1日、まだまだ暑い日が続く
気温35度、体感温度38度か??
奈良もカーツと暑いが、大阪のベターツとした嫌な湿気は感じない
すがすがしい暑さか??
こんな表現は無いと思うな マッタク

本堂前に鉢植えの「蓮」既に盛は過ぎ・・・・・・
白い蓮が少し残っている
見ごろは、やはり7月末か?

池の周囲の蓮はそれでも研を競い花を咲かせて

楽しませてくれる
今夏は幸いにも2度も「蓮」を楽しむことが出来た

百日紅の花を見ながら寺を後に家路についた
心が晴れ晴れとする盆供養でした
有難うございました
合掌
そして僕は奈良の夏を走っていきます
奈良の夏にポチお願いたします

施餓鬼供養
餓鬼道にあって苦しむ一切の衆生(シユジヨウ)に食物を施して
供養することで,特にその法会をいう.
〈施餓鬼会〉の略.期日は特に定まらないが,年中行事の一つ
として_盂蘭盆会(ウラボンエ)に行われることが多い.盆には家の
先祖の精霊(シヨウリヨウ)を祀るほか,ともに訪れてくる無縁仏
や餓鬼のためにも施餓鬼棚(精霊棚)をつくって施しをしなければ
ならなかった.
一般に餓鬼は供養するもののいない無縁仏とか祀るもののない霊魂
として観念されたので,御霊(ゴリヨウ)信仰に通じる性格をもつ.
中世には飢饉や戦乱などの折に河原に数万の群衆を集めてたびたび
営まれたり,近世に入っては大火の犠牲者の追善のために大寺院で
修されたりした.
両国の回向院で営まれた明暦3年(1657)の江戸大火(振袖火事)の際
の死者供養などは,その代表例である.
施餓鬼は浄土真宗をのぞく各宗派で行われる.
また禅宗では,生飯(サバ)といって食事のたびに飯を数粒施す習慣も
施餓鬼の作法だとしているが,これも民間の御霊の一種であるひだる神
に対する作法と共通するものがある。(岩波仏教辞典を引用させていただきました)
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